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君主制または君主政(くんしゅせい、:monarchy)とは、君主が存在する政体である。君主制を支持・志向する思想や立場は君主主義(monarchism)と呼ばれる。対義語はそれぞれ共和制・共和政(republic)と共和主義(republicanism)である。

概要と基本用語編集

君主が存在する国家を君主国、君主が存在しない国家を共和国という。君主国は通常、支配者の君主号によって、王国)、大公国大公)、公国)、首長国アミール)、帝国皇帝)などと呼ばれる。かつて君主号には、個々の文化圏ごとの複雑な慣習に基づく序列や優劣が存在したが、現在は国際社会において儀礼上対等とされる。

一般的にその地位は、独りの人間が終身で持ち続け、その一族により世襲される。これを世襲君主制という。通常は、君主の一族を王家王室)と呼び、王家による世襲権力の連続体を王朝という。バチカン市国のように、世襲によらない地位の継承が行われる例もある(選挙君主制)。また、マレーシアやサモアは任期制の君主国である。

君主が絶対的な権力を持つ政体が絶対君主制である。これに対し、君主が権力を制限されていたり付与されていない政体が制限君主制であり、権力の制限が憲法に基づく(立憲主義)場合は立憲君主制となる。立憲君主制はさらに、君主が名目的な地位にあるイギリス型と、君主に強力な権限を持たせたプロイセン型(外見的立憲君主制)に大別される。

ある人物が君主の地位に就任することを即位、君主がその地位から退くことを退位、君主がその地位を他人に譲ることを譲位、退位した人物が再び即位することを重祚(ちょうそ)という。また、即位させること(君主格の付与、enthronement)を「祭り上げる」、退位させること(君主格の剥奪、dethronement)を「廃位する」とも表現する。

政治分析の基礎概念として君主制を取り上げ、他の政体と区別して論じたのは、君主を持たないポリスが多数存在した古代ギリシアの思想家である。君主制の国がほとんどを占めていた地域では、君臣の関係のような限定的問題を越えて、君主制を国家一般と別に把握する動機が生まれなかった。近代になって、君主制が共和主義者によって脅かされるようになると、古代ギリシア・古代ローマの伝統を復活させて君主制を論じる政治思想が登場した。

架空の君主国一覧編集

君主 制度 継承 現憲法

関連項目編集

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